2007-06-23から1日間の記事一覧

惜別

萩原朔太郎の詩集「青猫」1923年刊の「序」から。 「詩はいつも時流の先導に立って、来(きた)るべき世紀の感情を最も鋭敏に触知するものである。されば詩集の真の評価は、すくなくとも出版後五年、十年を経て決せられるべきである。五年、十年の後、はじめ…