2009-12-04から1日間の記事一覧

詩的大往生

昨日引用した短歌の篠田一士の鑑賞。 黒き檜(ひ)の沈静にして現(うつ)しけき、花をさまりて後(のち)にこそ観め≪光と影のめくるめくような交叉、それに音楽の緩急のめざましさとが両々相まち、その間おのずから、静動両面の心のありかが読むものの裡に躍如と…