2011-02-03から1日間の記事一覧

朝、畠に久しぶりの霜。伴信子歌集『花残月』雁書館1980年を読んだ。愛知県一宮の人。《 灯りさす夜の路面にながれゐて牛の血潮のあやにうつくし 》《 とどろきて列車のすぎし暗がりに寒夜のレール鋭く光る 》《 まなうらに描く寝顔にてかの人の如何なる夜も…