2012-05-19から1日間の記事一覧

柔かい月

イタロ・カルヴィーノ『柔かい月』河出文庫2003年初版を読んだ。方法論にこだわり過ぎて袋小路に入ったような短篇集。《 すぐそこに唐突な死が待っているなんて知っていたはずもないのに、一九八五年夏、カルヴィーノが自分の作品すべてを「軽さ」という言葉…