2013-09-29から1日間の記事一覧

『冬の紳士』

大仏次郎『冬の紳士』講談社大衆文学館文庫1995年初版を読んだ。まだ焼け跡が目立つ昭和25年(1950年)の冬、新橋駅そばの小さな飲み屋にふらっと来た客が、後日「冬の紳士」と呼ばれる物静かな初老の男。彼を巡って物語は進む。冬の紳士、実は実業界の大物…