2014-01-13から1日間の記事一覧

「みみづくの夢」つづき

丸谷才一『みみづくの夢』中公文庫1988年初版読了。卓見、知見に満ちたエッセイ集だ。よく練られた密度の濃い、けれども重苦しくはない闊達な文章。感服。荒畑寒村の『寒村自伝』について論じた「あの少年のハーモニカ」から。《 この、今の風潮に向いている…