2015-02-07から1日間の記事一覧

『ヨーロッパの港町のどこかで』

松井邦雄『ヨーロッパの港町のどこかで』講談社1994年初版を読んだ。軽みのある文章だ。 くせがなく、恬淡としていて、すまし汁のような味わい。出された品をおいしくいただく。 それだけの、それだけで十分。 「始まりはタンジール」「マルセーユ」「オンフ…