2015-06-07から1日間の記事一覧

『 古韻余響 I 』

昨日の中村真一郎『俳句のたのしみ』新潮文庫のくだり。 《 これらの句では、言葉が実に、長年、伝統的に使い慣れたものとしての、 古雅な趣きをおのずと発揮して、そこにある生活の雰囲気──それは江戸の中期以後の 平和で爛熟した時間の余響を、私たちに喚…