2015-06-23から1日間の記事一覧

「 吉田一穂──極の誘い 」

渋沢孝輔「吉田一穂──極の誘い」(『螺旋の言語』思潮社2006年初版収録)を読んだ。 《 一見したところでは貧しげにさえ映りかねない吉田氏の詩業は、実はその一篇一篇が 新たな境地の開拓だったのであり、いったん獲得した方法の惰性的な応用といったものは…