2016-07-16から1日間の記事一覧

『春 少女に』

大岡信詩集『春 少女に』書肆山田1978年初版を読んだ。今まで読んだ大岡信の詩集でこれが最も親しみやすい。 繰り返し読みたくなる。最初の詩、「丘のうなじ」冒頭第一連二行。 《 丘のうなじがまるで光つたやうではないか 灌木の葉がいつせいにひるがへつた…