2017-06-22から1日間の記事一覧

『赤の組曲』

土屋隆夫『赤の組曲』講談社文庫を再読。といっても以前読んだのは昭和の時代だと思う。題名にかかわる逸話だけを 覚えていた。謎が謎を呼び、謎また謎に惹き込まれてゆく。着地点が見えない見事な本格ミステリだ。解決の糸口となる一つの 鍵言葉は途中で思…