2017-12-20から1日間の記事一覧

『死者の書』

折口信夫(しのぶ)『死者の書』を読んだ。古文調の文章をどこまで読みこなせたか心もとない。 《 山の躑躅の色は、様々ある。一つ色のものだけが、一時に咲き出して、一時に萎む。そうして、およそ一月は、後から後から替った色のが匂い出て、禿げた岩も、 …