2019-04-13から1日間の記事一覧

閑人亭日録

『椿の海の記』五 石牟礼道子『椿の海の記』朝日新聞社1976年初版を少し読んだ。「第八章 雪河原」。 《 そのような無意識の衝動は、もとの生命のありかを探しあるくいとなみでもあったろう。とどきえない生命の、遠い祖(おや)のようなものは、かの観念の…