2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『人はなぜ「美しい」がわかるのか』五 橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』ちくま新書2002年初版を読み進める。 今朝はてなブログへの移行サイトを開いたら、簡単に移行できそうなので手動で行う。昨夜まで手動で移行する人が殺到していたようだ。し…
橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』ちくま新書2002年初版を少し読む。 寒いな〜。午前七時六分−2.4℃。天気晴朗、ぐっと寒い。 昼前、こまごました用事を片付ける。帰宅して気づいた。携帯電話を持ってない(冷〜)。部屋に置きっぱなしだった。着信が…
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橋本治『人はなぜ「美しい」がわかるのか』ちくま新書2002年初版を少し読む。 昨夜十時半就寝。 午前四時四五分飲み屋帰りだろうか、元気な話し声。 午前五時半電車通過。 午前六時前「おはよう」の元気な掛け声。 午前六時半烏が鳴き始める。 午前八時過ぎ…
ジョージ・クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』鹿島出版会2018年初版、「結論」を読んだ。これにて読了。 《 たとえば、西洋における最近のアクション・ペインティングが、九世紀以来続く中国絵画の伝統と類似していたことで、その伝統絵画の再評価…
ジョージ・クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』鹿島出版会2018年初版、「第四章 持続の種類」を読んだ。それまでの静かな語り口が、この章では ぐっと重厚な力強い口調になっている。内容豊富。その一端。 《 大衆の需要はそこにあるものにしか向け…
ジョージ・クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』鹿島出版会2018年初版、「第三章 事物の伝播」を読んだ。 《 つまり新しい位置が実体化するためには、発明者がそのシークエンスのなかで、以前の位置を超越した直観的洞察力によってその構成要素を組…
ジョージ・クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』鹿島出版会2018年初版、「第ニ章 事物の類別」を読んだ。 《 数学の用語で級数(シリーズ)とは項の集合の総和であり、数列(シークエンス)とは正の整数のようにどんなものであれ数を秩序立てて並べ…
ジョージ・クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』鹿島出版会2018年初版、「第一章 事物の歴史」を読んだ。 《 「事物の歴史」という言い方をここで選んだのは、少しばかり遠回しな表現を使って物質文化という不適切な言葉の代わりとしただけではない…
昨日の熱海お散歩で坂を降りきる手前で旅館福島屋に遭遇。おお、ここか、としばし感慨に耽る。故種村季弘氏のエッセイ集『晴浴雨浴日記』壺中館1989年を開く。 《 話は変わるが、二月(ふたつき)に一度くらいのわりあいで熱海銀座近くの温泉旅館福島屋で句…
昨日は車で熱海へ行ったが、きょうは電車で。十時半過ぎ、三島駅を出る列車で女性二人と乗り合わせ、熱海駅下車。観光客で賑わう急な坂道をのんびり下り、 昔ながらの熱海銀座を抜けて元旅館の起雲閣へ。そこで展示中の画家の作品を見た後館内を見学(見物)…
午前十時前清住緑地へ。他の人は草刈りなどの作業。私は小川のゴミ拾いなど。昼帰宅。午後知人の車に友だちと同乗、三人でMOA美術館の竹内栖鳳展へ。 ルーベンスを堪能した目には物足りなく見える。夕暮れ帰宅。夕食後疲れを実感。 ネット、うろうろ。 《…
大江健三郎『性的人間』を、『性的人間』新潮文庫1968年初版で半世紀ぶりに再読。1963年に発表された。最後の犯行の露呈する部分だけを鮮烈に記憶している。 半世紀以上経っても新鮮さを失わない。というより今こそ読まれるべき痴漢小説だ。この本に収録され…
午前十時過ぎ、温水池から分岐する用水路でカワニナを採取。川横のご主人曰く「春に(水利組合の)掃除で水を抜いて干上がって(カワニナが)かわいそうだから そばの(水を抜かない)水路に放っている」。私は源兵衛川へ放つ、と。道向うの人も説明を聞いて…
グレアム・ハーマン「オブジェクトへの道」(『現代思想』2018年1月号収録)を読んだ。じつにコンパクトにまとめられている。 《 時間は、感覚的オブジェクトと感覚的性質とのあいだの緊張関係によって定義することができる。 》 121頁上段 《 空間は、実在…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、[監訳者あとがき]を再読。 《 本書において、感覚的対象とは、ごく日常的な意味における感覚ないし知覚に与えられるものだけを指示するものでなく、感覚に加え、想像や想起、理論の…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第九章 存在地誌」を再読。 《 私たちが素描してきたモデルには、四つの極がある。二種類の対象と二種類の性質である。次にすべきは、これらの極の様々な組み合わせを考察し、それら…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第八章 様々な水準と魂」を再読。 《 これに対し、対象指向的存在論は、人間と世界の関係には何の特権もないと主張する。 》 185頁 《 というのも、人間は世界における決定的な断裂…
朝九時傘をさしてグラウンドワーク三島事務所へ。車に同乗、松毛川(灰塚川)へ。雨が止む。沼津市側灰塚川河畔の雑木雑草を駆除。午後四時半終了。小雨降り出す。 作業中は雨が降らず。寒陽気だけど風が無く、汗ばむほど。日が傾くとやはり寒い。河畔の藁の…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第七章 新しい四方界」を再読。言葉は易しいが……。 《 こうした事象は、認識や確認と呼ぶことができるだろうが、これらの用語は、おそらくは高等な動物に限定されるはずの、複雑な認…
上野の国立西洋美術館で開催中の『ルーベンス展』へ行ってきた。仰天の展覧会だ。これほど凄いとは全く予想外。圧倒的な描写力、表現力、構成力そして構想力。 非の打ち所がない。恐るべし、ルーベンス。満足、満腹。フェルメール、ムンク、長谷川等伯……他の…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第六章 ハイデガーの四方界」を再読。 《 「全体としての世界」があると想定しさえすれば、知的な重々しさや哲学的な深遠さといった雰囲気を直ちに得ることができるだろう。しかしだ…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第五章 間接因果」を再読。間接因果とは見慣れぬ用語。変換ではまず関節因果。 だよなあ。が、私が知らないだけらしい。 《 哲学において、間接因果とは、新しい主題ではなく、むし…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第四章 さらにハイデガーについて」を再読。うーん、わかったような、やっぱり わからん、といった具合。文章は難しくはないが、文脈をうまく把握できない。まさしく汲み尽くせない…
『四方対象』一休み。昨日買った赤瀬川原平『健康半分』デコ2011年初版を読んだ。病院の待合室に置く小冊子『からころ』に「病気の窓」というタイトルで 連載したもの。大きい活字でゆったりした行間。花ぎれ、栞もついた、薄く軽い、好ましい造りの百頁の堅…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第三章 実在的対象」を再読。 《 この宇宙には無限の対象があるかもしれないが、それらはたった二つの種類に分けられる。すなわち、あらゆる経験から退隠する実在的対象と、経験の内…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、「第二章 感覚的対象」を再読。初読の時には何を理解したのだろうと考えてしまう。 わかっていなかったことをわかった。理解できたとは到底いえないけど、備忘録として気になる箇所を…
グレアム・ハーマン『四方対象──オブジェクト指向存在論入門』人文書院、遅々として進まず、ではなく、読むのが遅いのではなくて理解するのが遅い。 別に困ったことではないけど、何気なく読み進めてはっと気づく。わかってねえや。粗忽者というか凡人という…
昨日買った田沼武能・編『木村伊兵衛 昭和を写す3人物と舞台』ちくま文庫1995年初版、「舞台」の章に歌舞伎役者の六代目尾上菊五郎の写真が多く掲載されている。 ミステリ作家の故小泉喜美子さんが「六代目!」と絶賛していた名歌舞伎役者の姿をやっと見る…
まだ寝ていたいなあ、の午前八時過ぎ、消防自動車のサイレンが近づいてくる。そして近くで停車。起きるしかない。着替えて外を見る。踏切の向こうの角に二台。 消防士がうろうろしている。なんだろう。大したことはないようだ。 自治会隣組の新年初顔合わせ…