2019-10-08から1日間の記事一覧

『歳月の鉛』二(閑人亭日録)

四方田犬彦『歳月の鉛』工作舎2009年初版を読み進める。 《 一九六八年から六九年に絶頂を迎えた政治的高揚は、それ以後急速に消沈し、とりわけ一九七二年の連合赤軍事件の後ではそれと相前後して柳田國男の再評価が 始まり、これまで近代の近代の最先端を模…