2020-05-14から1日間の記事一覧

『述語的世界と制度』十一 (閑人亭日録)

中村雄二郎『述語的世界と制度』 岩波書店1998年初版、「第5章 自己・言語・生命」後半を読んだ。多岐にわたる論述が結びで収斂してゆく様は、圧巻。《 こうしてレヴィナスは、超越的な他へと向かう経験、故郷を捨てる〈アブラハム〉的な経験に出掛けるよう…