2020-07-10から1日間の記事一覧

『幻化』(閑人亭日録)

梅崎春生『幻化』を読む。日本文学全集の類でもっていると思っていたが、結局見つからず、『全集・現代文学の発見・第五巻 日常のなかの危機』學藝書林1968年初版 収録で読んだ。時は戦後二十年。四十過ぎの男が東京の精神病院を抜け出し、羽田から鹿児島へ…