2020-10-14から1日間の記事一覧

『常世論』(閑人亭日録)

谷川健一『常世論 日本人の魂のゆくえ』平凡社選書1983年初版を少し読む。「序章」冒頭からぐっと惹き込まれる。《 日本人の意識の根元に横たわるものをつきつめていったとき「常世」と呼ばれる未知の領域があらわれる。それは死者の国であると同時に、また…