2020-10-17から1日間の記事一覧

『常世論』四(閑人亭日録)

谷川健一『常世論 日本人の魂のゆくえ』平凡社選書1983年初版、「南(ばい)の島(すま)」を読んだ。《 宮古本島の北の岬の突端は股のように開いたヤジリ、つまり雁股(かりまた)そっくりである。この岬の付け根にある部落を狩俣(かりまた)と呼ぶのはそ…