2021-12-20から1日間の記事一覧

『大岡信  架橋する詩人』四(閑人亭日録)

大井浩一『大岡信 架橋する詩人』岩波新書2021年初版、「第5章 詞華集の富と焦燥」を読んだ。《 大岡が批判したものとは、かみ砕いていえば断片化され、デジタル化された知であり感覚だろう。それは文脈という意味の連なりを軽視する思想ゆえに難解であり、…