写真

早朝豪雨。出るときには晴天。富士山は線を引いたように中腹から上が白。下は青。
 昨日の毎日新聞を再読。朝刊「ひと」欄は「第七回上野彦馬賞のフォトジャーナリスト 郡山総一郎」。受賞作はカンボジアの今を撮った「戦争の後に来たもの」。
「時間をかけ、現地の人たちと信頼関係を築いてからカメラを向ける。『写真を撮る行為は暴力。』」
 夕刊は「天才アラーキー」の特集。
「女性を撮る時は乳首に触れたり、耳たぶをもんだりして被写体に絡みながら、撮影するという。時には自分も服を脱ぎ、自らをさらけ出す。なぜなら『写真を決めるのは被写体とアタシとの関係性だから。』」

 ブックオフ長泉店で日本探偵小説全集2「江戸川乱歩集」創元推理文庫1987年9刷、東雅夫・編「少女怪談」学研M文庫2000年初版、計210円。そばの本屋であじとけいこ(味戸ケイコではなくひらかな表記)「チャーうさと あんずちゃん」瑞雲舎2006年初版を受け取る。1260円。

 大分市の知人の出しているフリーペーパー「南大分マイウン」11月号を氏から恵まれる。5日の拙句「エビ天も 冬支度かな 厚衣」は氏の四半世紀ほど前の狂歌
  春過ぎて夏来るけらしうろたえの衣ぞ厚き海老の天麩羅  柿本人真似
からヒントを得たもの。