12月18日(月)「海の日曜日」

 休館日。寒くなると蓑虫状態、お蒲団の中でぐずぐずしてお昼近くに起き出す。昼食後自転車でブックオフ三島徳倉店へ。幸田文「雀の手帖」新潮社1993年初版、早川良一郎「散歩が仕事」文藝春秋1982年初版帯付、文庫棚から今江祥智「海の日曜日」講談社文庫1982年初版、陳舜臣長安日記 賀望東事件録」中公文庫1985年5刷、東雅夫・編「響き交わす鬼」小学館文庫2005年初版、計525円。

 ジャズバンド・イーザー/オーケストラのアジズ・アベバでのライヴCD(メタ・カンパニー発売)をかけながら今江祥智「海の日曜日」を読んでいると知人から電話。夕食をかけ込んで車を待つ。彼の車に同乗して沼津市のカフェ・レストラン三軒、「ひねもす」「The Blue Water」「Da Da」を巡る。三軒とも雰囲気や店員の対応はいいが、肝心の食べ物はイマイチ。女性には雰囲気がいいから行かない?とは言えるが、美味しいものを食べに行かない?とは言えない。午後十時過ぎ帰宅。
 残り十ページを読んで「海の日曜日」読了。これは名作だ。「海の日曜日」という題名もいい。「日曜日の海」では陳腐。宇野亜喜良の表紙絵を好きでダブリを承知で買って正解。