1月22日(月) しあわせふしあわせ

 休館日。埼玉県からの視察40人を案内した後、年配の知人の話し相手をして午後三時帰宅、やっと昼食。一服した後ブックオフ三島徳倉店へ自転車で行く。鮎川信夫「最後のコラム」文藝春秋1987年帯付、辻真先「旅路」中央公論社 1986年帯付、松村栄子「僕はかぐや姫福武書店1991年、計315円。夕食後、電車で伊豆仁田(にった)駅へ。徒歩10 分ブックオフ函南店着。海渡英祐「悪夢と恋人たち」徳間書店1986年帯付、加納朋子「掌の中の小鳥」東京創元社1995 年帯付、串田孫一「若き日の山」山と渓谷社2001年帯付、姫野カオルコ「みんな、どうして結婚してゆくのだろう」大和出版1997年帯付、松田修「闇のユートピア」新潮社1975年帯付、ジョー・R・ランズデール「アイスマン早川書房 2002年、アロイジウス・ベルトラン「夜のガスパール岩波文庫1991年、計735円。以上すべて初版。
 姫野カオルコ「みんな、どうして結婚してゆくのだろう」の帯の惹句
「世界でいちばん、しあわせになりたい。」
 て、もっとも姫野らしくないと思う。本文を読んでもそう感じた。「しあわせ」。よくわからない観念だ。ふしあわせと思わなければそれでいいじゃないか、と思う。上を見ればあきれるし、下をみればやれやれと思う。