1月29日(月)散財の休日

 休館日。お蒲団のなかで蓑虫状態でお昼近くまで過ごす。昼食後、自転車でブックオフ三島徳倉店へ。村上春樹「村上朝日堂はいほ〜!」文化出版局1989年帯付、文庫棚から小林信彦「地獄の読書録」集英社文庫1984年、仁木悦子「赤と白の賭け」講談社文庫1982年、林芙美子「巴里の恋」中公文庫2004年、森福都「十八面の骰子(さいころ)」光文社文庫2005年、雑誌棚から「美術手帖」2002年12月号美術出版社、総て初版、計630円。
 「美術手帖」は特集・絵本と美術で、茂田井武の幻灯絵本「ドリトル先生アフリカへ行く」が紹介されているので。ドリトル先生は、中学生の時有り金をはたいて全12冊をまとめ買いした。今も本棚にある。宇野亜喜良・絵/矢川澄子・文「おみまい」ビリケン出版2001年も紹介されている。
「(略)その上目遣いの大きな眼に吸収されてしまうのは言葉であろうか。」
 書棚から本を取り出す。やっぱりこの少女にイチコロ。駄目だあ。

 黄昏時、夕餉の匂いの漂う路地をうろついてブックバンク三島店へたどり着く。ガストン・ルルー「恐怖夜話」創元推理文庫1983年110円が目的だったけど、富士見ロマン文庫を見つける。カレナ・ウォーフィールド「少女ヴィクトリア」1977年120円、リーラ・セッタリ「背徳の聖女」1977年120円、シェイラ・ブラディ「カリフォルニア・ゼネレーション」1977年140円も抜く。総て初版、計490円。ああ、散財の休日だ。