「ライトノベル☆めった斬り!」

 寒!朝、お蒲団のなかでぐずぐずしているうちに目覚まし時計が鳴る。するとオツムがトロンとしてしまう。起きたくない。なんでかなあ。今朝は寒かった。

 大森望三村美衣ライトノベル☆めった斬り!」太田出版2004年を読んだ。最初は拾い読みだったけど、結局初めから読み通してしまった。パラレル・ワールド(平行世界)のようだった。同じ時間を生きてきたのに、全く縁の無い世界があった。ライトノベルと称される本が年間二千冊も出ているとは。そりゃ大変だあ。
「最近の傾向としては、ライトノベルと一般文芸書の境界が昔よりずいぶんファジーになってきた。」大森
 ここで名前が挙がったり紹介されている本で読んでいるのは、高畑京一郎タイム・リープ あしたはきのう」メディアワークス1995年くらいか、持ってる本は、山尾悠子「オットーと魔術師」、コバルト文庫1980年恩田陸六番目の小夜子新潮文庫1992年、小野不由美十二国記講談社X文庫1992年〜、夢枕獏「ねこひきのオルオラネ」、北野勇作「かめくん」徳間デュアル文庫2001年、秋山瑞人猫の地球儀電撃文庫2000年くらいか。うーん、世界は広い。深くはなくても。

 若い(まだ若い)アナウンサーが来館。手土産に「いちご新聞」2月号をくれる。ひゃあカワイイ。見透かされているココロ。参った。彼女、先だって贈った嶽本野ばら下妻物語小学館を面白く読んでいると。先入観で避けていたけど、オモシロイと。でなけりゃあ贈らないよ。彼女はどこか宇野亜喜良の少女の大きくなった姿を連想させる。それを告げると、この前(私が贈った)読んだ今江祥智「海の日曜日」講談社文庫の絵? そう。思い当たらない表情。そりゃそうだ。そのように写真を撮れば、の話。