休館日は近くへお出かけ

 昨日帰宅途中に官能小説家綺羅光氏に遭遇。近々、ここから車で 20分ほどの温泉街へ引っ越すという。あそこはレトロな情緒が色濃く残っているからなあ。

 お昼前にブックオフ三島徳倉店へ自転車で行く。東君平「くんぺい魔法ばなし 小さなノート」サンリオ1990年初版、「書斎の王様」岩波新書1987年6刷、みうらじゅん「やりにげ」新潮OH!文庫2001年初版、水木しげる「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」角川文庫1997年初版、計420円。「やりにげ」の宣伝文句。
「日本文学史上に屹立する、Hなじゅん文学!」

 昼食後、知人女性に矢川澄子・文/宇野亜喜良・絵「おみまい」ビリケン出版を貸す。ゆっくりと逢いたいなんて殊勝なことをおっしゃる。その足でブックバンク三島店へ行く。手ぶらで帰宅。
 陽気がよくて風も無いので自転車でブックオフ函南店へ行く。夏樹静子作品集11冊全部が並んでいる。特装本「国境の女」1983年初版だけ抜く。全冊献呈サイン本だった。献呈された遺族が出したんだろう。文庫棚から三冊。紅野謙介「書物の近代」ちくま学芸文庫1999年初版、田村俊子「あきらめ・木乃伊の口紅」岩波文庫1986年3刷帯付、仁木悦子「灯らない窓」講談社文庫1982年初版、計420円。

 なんか気になって美術館へ寄る。メールを開けると、とびっきり嬉しいメール。昨夜の電話も留守電で、ああ、嫌われてしまったのか・・・・しくしくとやや落ち込んでいたのだけれど、このメールで杞憂に終わった。ああ、これでぐっすり眠れる。