お掃除

 レコードの音がイマイチ切れが悪い気がするので、昨夜何年もしてなかったお掃除をする。電源コードを抜いてコンセントを磨く。ピンケーブルを抜いてプラグを磨く。スピーカーケーブルを外して端末を磨く。レコード針を磨く。なんかんやと磨いてそれぞれ元通りに接続。音はかなり鮮明になった。音の立ち上がりもいい。手入れは必要ね。

 開館前に知人の車に同乗し沼津市のギャラリーへグループ展を見にゆく。知人は立体を出品。
 午後は源兵衛川の月例清掃へ。歩いている人は藤沢市静岡市から来たと言う。有名になったものだ。
 ブックオフ長泉店で四冊。大岡信ほか「近代日本文学のすすめ」岩波文庫別冊1999年初版、埴谷雄高「死霊 II」講談社文芸文庫2003年初版、「日本児童文学名作集 上・下」岩波文庫2001年12刷、同、計420円。「死霊 II」は鶴見俊輔の解説に惹かれて。
埴谷雄高の文学を考えることは、世界文学の中で、日本文学を考えることである。」
 なかなか言えない言葉だ。
 閉館後は三島ゆうすい会の交流会へ。

 有栖川有栖「乱鴉(らんあ)の島」新潮社2006年読了。伊勢湾上の小島で起きる連続殺人。奇を衒えばいくらでも衒学的にできるところをわりあい淡白に描いている。それなりに面白かった。