富士山は化粧直し

 昨日降った雪で富士山は白さが増したけど、例年ほどの残雪はない。
 八月の一か月、近郊の画家写真家彫刻家たちを集めたフェスティヴァル的な催しを考えている。その候補の女性が来館。見本の写真を観る。フラットな視線が可能性を感じさせる。参加決定。

 ブックオフ長泉店で三冊。海野弘「陰謀の世界史」文藝春秋2002年初版帯付、川端裕人(ひろと)「The S.O.U.P. (ザ・スープ)」角川文庫2004年初版、ジェフ・アボット「図書館の美女」ハヤカワ文庫2005年初版、計315円。

 木田元「反哲学史講談社1995年を読了。十年ぶりの再読。この前はどこを理解したんじゃろうか?と考えてしまう。今回はこの前以上に面白く読めた。ギリシャ以来の哲学史を骨格までざっくりと切り落として提示している。それがじつに新鮮で解りやすい。西洋哲学思想のダイナミックな展開がよくわかる。快著だ。