火の虫と火事

 昨日帰宅後、グラウンドワーク三島の事務局長からバイオトイレを視察に来たアメリカ・マウントレーニエ国立公園のトイレ管理責任者を、ちょっと川を案内して欲しいと頼まれ、源兵衛川を歩いた。途中、三島ゆうすい会の会長とテレビ局クルーに遭遇。27日(日)朝、NHKテレビ「小さな旅」三島編でホタルも放送するための撮影準備。ホタルの英語はFIRE FLY 火の虫。

 昨晩、所用で出かけようと台所へ立ったところ、外からいやな煙の臭い。そういえばサイレンも鳴っている。窓を開ければ目と鼻の先にモウモウたる白煙。これは一大事! 西側の細い道路と駅の向うが火事! 屋上で様子を見ると、煙だけで火の粉は飛んでいない。しかし強い西風でけむい。消防車が続々到着。野次馬もわらわらと集結。しばらくして鎮火の報。やれやれ。それにしも焼肉店で火事とは。静岡新聞朝刊
三島広小路駅に隣接する商店街の一角で、見物人や乗降客で一時騒然とした。」
「店内の座席は八割方埋まっていたという。」
 客でいたかった。

 内田樹17日のブログから。

音韻としての「イ」には、「このあとまだ音が続きますよ」という非終止感と浮遊感をもたらす効果がある。
そして、おそらくこれは万国共通なのである。
だから「イ」音を響かせると、歌は「不安」や「とまどい」や「ためらい」といった情感を帯びることになる。

 これを昨日紹介した俳句に援用すると、「影のあり」「両手ひろげおり」の響きに気づく。

 ブックオフ長泉店で二冊。「田中一光」ギンザ・グラフィック・ギャラリー1999年3刷帯付、「読んで旅する世界の歴史と文化 フランス」新潮社1994年3刷、計210円。
 来館した知人女性に「田中一光」を見せたところ気に入ったと言うので贈呈。