休館日

 午前九時から十一時過ぎまで東京農工大の学生四人を、源兵衛川と境川・清住緑地へ案内。朝の雨が上がって清清しい気分。デジカメでやたらに撮りまくっている。それほどに興味を引かれる場所があったということか。鰻屋へ案内して別れる。やれやれ。疲れて、昼寝。陽射しがやや傾いてきた頃自転車でブックオフ三島徳倉店へ。ジョルジュ・バタイユ「聖なる神」二見書房1998年再版、ウィリアム・バロウズ裸のランチ河出書房新社1992年6版、由水常雄「正倉院の謎」中公文庫1987年初版、計315円。「聖なる神」の函裏側には「生田耕作の最後の翻訳である。」この新版と旧版では収録作品が違っている。
 夕食前の一刻、近所の古本屋へ。皆川博子「妖かし蔵殺人事件」中央公論Cノベルス1986年初版150円、泡坂妻夫「11枚のとらんぷ」角川文庫1979年初版130円、計280円。前者は宇野亜喜良・絵。
 「アルコール依存症」といった題名を見ると、オレは「古本依存症」か、と悩ましくなる。