「NOIZ・2007」五日目

 名張人外境の中相作氏の名張市にたいする住民監査請求が受理された。請求の煩雑さを思うと感服してしまう。

 来館者はお昼前は僅かだったけれども、午後になるとともに三々五々来館。作品をただ見ているだけでは鑑賞のツボがわからないので、気になる人にはさりげなく指摘する。と、そうかあ、と喜ばれる。ほころぶ表情にほっ、やれやれ。わざわざ来館された方が満足されないようではK美術館の名がすたる。

 そんなこんなで疲れ果てる前にブックオフ長泉店まで息抜きに。荒俣宏「新編 魔法のお店」ちくま文庫1989年初版、中野翠「ムテッポー文学館」文春文庫1998年初版。

 午後六時、来館者が途切れた頃合を見計らったようにいつしかジャムセッションが始まった。これはオモシロイ!! こういう予期せぬ出来事があるからライヴは面白い。