きょうも展示替え日

 書き忘れていた。2日の毎日新聞読書欄、多田富雄「寡黙なる巨人」集英社への養老孟司評から。
「手遅れにならぬうちに、ぜひ気づいて欲しい。自分がこの世に生きている、生かされているのは、なぜか。まずなにより、自分は本当に生きているといえるのだろうか。」
 これほど切実な言葉を私は知らない。
「ことばが話せず、ほとんど歩けもしない患者が生きている強い実感を持ち、生きている実感なんて、思ったこともないであろう人々が法や規則を作り、世間の状況を左右する。子どもは減り、自殺者は減らず、現職の大臣すら自死する。こんな奇妙な時代が、はたして史上にあっただろうか。」

 きょうも搬出が続く。雨が降ったり止んだり。傘を差してブックオフ長泉店へ。木山捷平「角帯兵児帯講談社文芸文庫1996年初版、福沢諭吉「女大学論・新女女子大学」講談社学術文庫2001年初版、計210円。