9月24日(月) 休館日

 休館日だけど寝てもいられない。午前9時過ぎからお昼までグラウンドワーク三島事務局で新プロジェクトの打ち合わせ。午後は自転車でブックオフ函南店へ久しぶりに行く。奥泉光「葦と百合」集英社1991年初版、ロバート・P・パーカー「レイチェル・ウォレスを捜せ」早川書房1981 年初版、文庫棚から大倉崇裕「無法地帯」双葉文庫2007年初版、原リョウ「ミステリオーソ」ハヤカワ文庫2005 年初版、姫野カオルコ「ブスのくせに! 最終決定版」集英社文庫2007年初版、計525円。

 姫野カオルコ「ブスのくせに! 最終決定版」集英社文庫では「解説にかえて」と本人が書いている。
「2006年。モトの原稿をご破算にして、フリー編集者によるまったく新しい編纂のもとに、全文全項目、一文字目から書き直した。」
 だからテニスのシャラポワが出てくるんだ。「おっぱいを見ない男」から。巨乳に見せるのは簡単だという。
「たとえば今、あなたがボタンで開閉するシャツを着ていたら、第三ボタンまではずす。たとえば今、出かけるところなら、襟ぐりのグンと深い服を選ぶ。持っていないなら、そういう服を買って着る。これだけである。」
「実際に巨乳であっても、こういう服を着ないかぎり、男性はあなたのことを胸が大きいとは思わない。これはマリア・シャラポワが証明している。
 男性雑誌は、シャラポワのバストサイズを入手してこう報道した。
『意外に小さいBカップ
 なんとたわけた見出し文だ。なにが『意外に』だ。」
 胸が大きいと男性が思っていた理由は「乳首が浮き出ていたからである。」
 いやあ、私もそんな男性の一人でしたわ。
「そう。男性は、女性のからだを理性的に見ていないのである。胸が大きい女性ではなく、胸の存在を感じさせる女性を、イコール胸が大きいと『感じる』のである。情緒判定である。」
 図星だな。
「男性は着衣から裸身は想像できないくらい『意外に』清純派なんである。」
 オレのことかい。