雨模様なのでお蒲団の中でぐずぐず過ごす。午前11時過ぎ起床。ぐずぐずしていてお昼。昼食を終えると雨が小止みに。お散歩。
広告デザインを生業にしている知人女性に本を見せる。澁澤龍彦「異端の肖像」桃源社1967年に「贅沢な作りねえ〜」と、紙、印刷、製本の専門的な知識を交えて感心するので、南柯書局、冥草舎そして種村季弘氏の非売品の私家版本を何冊か見せる。彼女はただあきれる。
「バカじゃないの」
「限度を超えている」
「めまいがした」
「とてつもないバカがいっぱいそろったね」
まあ、そのとおりだなあ。今にして思えば、スゴイ時代だった。夜、彼女が電話してくる。午後に手にした本のこと。大バカな男どもに私も入っていることを知る。
