ビョーキ

 昨夜、知人女性からの電話。仲のいい女友だちが癌。お見舞いにどんな態度をとればいいかと相談される。50歳にならずに癌になるとは。これは難しい。

 欝病気味の知人女性が来館。外見ではそのように見えないけど、薬で維持しているとか。四方山話で時間が過ぎる。そんな他愛ない会話が求められているのかも。加島祥造「求めない」小学館が話題に。「求めない」本を求める人がいるとは? 物欲しげな顔はしたくないなあ、で一致。求めないけど、何かないかなあ、と出かけてしまうのがブックオフ。きょうも手ぶらで戻る。きょうは知人女性が待っていた。待たれるのは嬉しい。待たせるのは心苦しい。待つのはかまわない。

 その後、腰痛が治った知人女性が来館。安藤信哉のこういう絵を描きたいと言う。描けるよ、(彼が描いた歳まで)まだあと30年あるから。

 知人女性から電話。美術館へ行く道がわからない。目に付く建物から判断して順路を教える。なんとかたどり着く。やれやれ。方向音痴もこれはほとんどビョーキ。