展示替え・続き

 展示替え終了。やれやれ。五十七歳、足腰疲れ増すわ。

  足湯してはつかににじむ湯のおもて五十七歳うつしみの脂  坪野哲久

 本屋で佐々木丸美「水に描かれた館」ブッキング2008年初版帯付を受け取る。味戸ケイコさんの表紙絵のために買う。読むかなあ。
 ブックオフ長泉店で二冊。ジョルジュ・バタイユ「エロティシズム」二見書房1984年14刷、歌野晶午「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」光文社カッパノベルス2007年初版、計210円。
 前者は澁澤龍彦の翻訳。訳文は人によってえらく違ってくる。バタイユの翻訳でも、某訳者のはイケマセンというのがネットに載っていた。その訳で読んだあの小説は、別の人の新訳ではかなり違っているようだ。澁澤龍彦には、俺はフランス語が上手いのではない、日本語が上手いのだ、と言い放った逸話。
 後者の「ゆるミス」という宣伝文句、いいなあ。

 午後、有線テレビの取材。