新聞の折込広告を畳んでいて思った。この折込広告はいつまで続くのだろう。新聞自体を取らなくなっている家庭が増えている昨今、新聞折込という広告媒体自体も衰亡の運命にあるのでは。テレビ、ネットなどの画面媒体が紙媒体に替わるのだろうか。モニター画面と固定印刷の違いに、人はこだわるのか、それともこだわらないのか。
それはさておき。年に一度ほど、気が向くと折込広告一日分をそっくり収納している。古いのは1974年 12月のもの。三十年も経つと当時の三島市限定のの社会風俗の第一次資料となる。新聞折込広告にはその地域でしか流通していない地元の広告が多い。これが大事。昨日、京都の人から明治の木版画の問い合わせがあった。木版画は全国に、海外までも流通している。しかし、新聞折込広告は地域限定。だからおもしろい。
近所のアパートでお引越。4トントラックに家財道具が満載。トラックに積むとは珍しい光景だ。暑い盛りにも人は引っ越してゆく。知人の団地では、老婆があの世へ引っ越していった。