詩集を買う

 昨日の石田純一は、数人の女性たちに聞いたところ高感度アップだった。静岡新聞に写真。笑顔を振りまいているわ。

 静岡新聞の書評欄を見てビックリ。草森紳一「夢の展翅」。知人画家の個展推薦文に「展翅」を使おうとしたけど、難しいと他の人から言われて断念した。そのことばが使われている!

書評欄には作家・漫画家という小林エリカが「私のとっておき」で「ディキンスン詩集」を取り上げている。で、サンリオギフト文庫の「ディキンスン詩集 愛があるとしたら」を読む。味戸ケイコさんの挿絵もステキ。

 ネットオークションで600円で落札した牧村慶子・文と絵「まだひとりぼっちだったころ」サンリギフト文庫1977年初版が届く。さっそく読む。他愛ない物語だけど、しっとり好ましい絵本。

 昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。神津慶次朗「鬼に捧げる夜想曲東京創元社2004年初版帯付、「世界詩人全集10 マラルメヴァレリー」新潮社1969年初版、計210円。後者の詩人全集、好みの大きさで、黒い函と赤い本という作りも村上芳正の装丁も好き。だからといって全冊買うつもりはない。きょうは「1 ゲーテ詩集」1967年初版と「18 アラゴン/エリュアール/プレヴェール詩集」1968年初版の二冊、計210円。

 この前、NHK教育テレビで文芸評論家の松本健一が日本でのドストエフスキー人気を語っていた。今、何度目かのブームだそう。それにたいして、昔人気のあったトルストイを読む人は今では殆どいない、と。トルストイアンナ・カレーニナ」を少しずつ読んでいる。ドストエフスキーと違って退屈。やっと後半になった。いつ読み終えるやら。