昨日は帰りの電車乗り換えのついでに丸善に寄ったのだけれど、文庫本だけでも欲しい本があまりに眼についてクラクラ。値段を見てクラクラ。ボーッとして店を出た。大型店は眼の毒。

 今朝、芳名録を観て仰天。墨痕鮮やかな文字。
多摩美大 椹木野衣
 椹木野衣(さわらぎ・のい)氏が来館されたとは。私が注目している数少ない美術評論家の一人。これは嬉しい。何に興味をもたれてわざわざ来館されたか、気になるところ。川崎市の知人女性からの電話にこのことを話すと、「交通便利とはいえない美術館に、ねえ」と。

 東野圭吾「容疑者Xの献身」文藝春秋2005年を読んだ。最初から犯人は判っている。犯罪が警察側によってどこでどう暴かれるか、が焦点だけれども、どんな仰天トリックが待ち構えているか、興味津々で読み進めた。犯人の自首のその後にキターッ、大どんでん返し。ヤラレター。

 私設美術館熊谷守一美術館が豊島区に移譲されていたとは。