9月27日(土) 茨城県つくば美術館

 「気になる展覧会」にあげた「安藤信哉・小堀進・永瀬義郎の世界」展をつくば市まで行って観てくる。
 三島駅東海道線)〜東京駅(山手線)〜秋葉原駅つくばエキスプレス)〜つくば駅まで行程四時間、午前十一時つくば美術館に到着。安藤信哉作品は二十一点を展示。晩年の日展出品作以外は、実物に初めて対面。他の二画家とはまるで異なった際立って強靭な構成美。これが絵画だ。安藤信哉の評価がまた上がるだろう。
 軽く食事をしてお散歩。再訪したいとは思わないつまらん風景。車窓からは驚く風景。全線で延々と続く数百基以上か、という林立の高圧鉄塔。これには眼を奪われた。すご〜いわ。車内に眼を向けると、これまた他の路線とはえらく違った人たち。若い乗客ばっか。五十代以上は、この車輌では私くらいか。対面席には大学生と思しき私好みの女性。彼女は途中下車。つられて腰を浮かせてしまった。いけないいけない。
 地下鉄日本橋で降り、書道家の知人女性の個展へ顔を出し、久闊を叙す。四方山話の後、午後六時半帰宅。