打越浪越越沼小沼

 今朝は靄がかかって太陽が薄ぼんやり。私のオツムみたいだ。
 朝、近所の本屋で買いもらしていた「高城高全集2 凍った太陽」創元推理文庫2008年を購入。全集の4巻を買うつもりだったけど未入荷。西上心太の解説の結び。
「本物は、いつの時代でも本物なのだ。」

 ついでに向かいのスーパーに寄るけど、無縁(無塩)バターだった。その向かいのブックオフ長泉店へ。霞流一「ウサギの乱」講談社ノベルス2004年初版、日本推理作家協会・編「ミステリー傑作選51 犯人たちの部屋」講談社文庫2007年初版、計210円。後者の解説は「なまもの!」の大矢博子女史。ネット界から紙世界へ飛躍(降臨?)した人。解説のお題は「つながる、ひろがる」。彼女の展開そのままだ。

 銀座の画廊から届いた個展案内状二つ。一人の苗字は打越で「うちこし」と読む。もう一人は浪越。「なみこし」ではなく「なお」と読む。へえ〜。そうすると越沼は「おぬま」? やだな。そういえば若い頃、小説家の小沼丹ロシア文学者の小沼文彦を混同していた。

 昨日は八分目に入れてあったポットのお湯が終えてしまい、焦ったので今日は一杯に入れておく。殆どの方が林由紀子さんを当然ながら知らず、初めて見る鉛筆画、銅版画にいたく感心。昼前に来館されたベテラン洋画家も「脱帽するしかありません」と感想を述べられた。