好みの短篇

 昨日のつづき。エンターテイメント分野から。
 赤江瀑   「獣林寺妖変」
 泡坂妻夫 「椛山訪雪図」
 大坪砂男 「花売娘」
 香山滋   「海鰻荘奇談」
 中井英夫 「チッペンデールの寝台」
 星新一   「鍵」
 三島由紀夫「仲間」
 山尾悠子 「夢の棲む街」
 夢野久作 「瓶詰の地獄」

 好みではないが忘れ難い短篇に秋元藍「首」。これは三昔以上前に知人から恵まれた「眠られぬ夜の旅」(発行=黒い手の13人、発行日=1971年13月13日)に収録。他に小栗虫太郎山田風太郎などがあるが、どれを採るか迷っている。「マイ・ベスト・ミステリー 1〜6」文春文庫、「一番好きな他人の短篇」で北森鴻泡坂妻夫「椛山訪雪図」を挙げていた。いざ書き出してみると、本格推理小説が洩れている。うーん。

 味戸さんの絵二枚が長い旅から戻ってくる。安っぽい額から外す。味戸さんに電話。語り合う。