白は何色

 昨晩、帰りがけに自転車のパンクに気づく。早速見てもらうと、空気穴のゴムの劣化が原因。空気を入れても一晩経てばしぼんでいると店の人。なんか最近の自分のような。今朝になって昨日は木曜日だったと気づいた。昨夜、本棚の本を整理していて、「白には二十六色ある」という表記に出合った。今朝になってそれをどこで読んだのかまったく記憶に浮かばない。果たして本当に読んだのか。墨だか黒には五彩だか五色だかあるとは、銅版画家長谷川潔の文で知ったけど、これもいい加減な記憶だ。白にそんなに多くの色調があるとは。雪景色を油彩で描いている女友だちは、銀座の伊東屋へ店頭に置いてない高価な白の油絵の具を注文。その白を使うと、優しくて発色がとても美しいという。他の白絵の具を使いたくなくなるという。へえ〜。

 ブックオフ長泉店で三冊。東野圭吾「赤い指」講談社2006年2刷帯付、「プラトン全集5 饗宴 パイドロス岩波書店 1986年3刷、イラ・ブルース・ナデル「レナード・コーエン伝」夏目書房2005年初版帯付、計315円。