見通し・風通しが良過ぎて

 見通しが良過ぎると追突事故が起こるのだろうか。K美術館の前の道路では一月に一度くらい追突事故が起きる。きょうは午前十時半に発生。先の道路工事で渋滞しているのに。うちの駐車場にパトカーを停車して検分。そんなトラブルはどこ吹く風と、爽快な風が事務室を抜けてゆく。それにヒントを得て天井を見上げる。空気の流れを作れば暑さをしのげるのでは。さっそく吹き抜けの天井近くの窓を開ける。風の通りが良過ぎるほど。机上の紙が舞って床にどさっ。天辺の窓からは干からびたハエがパラパラ。うへえ〜。

 いつものことだけれど、きょう来館された沼津市の年配の画家も同じことを訊く。「借りてきたんですか。」「どれも私のものです。」えっと驚かれる。