年賀状

 昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。夏目房之介「不肖の孫」筑摩書房1997年3刷帯付、マイクル・コナリー「終決者たち(下)」講談社文庫2007年初版、計210円。前者は三田平凡寺に興味。

《房之介は漱石の孫でもあるが、本人は漱石の血よりも平凡寺の血を濃厚に受け継いでいるように感じると語っている。》

 朝、郵便局に寄り、年賀状を購入。年賀状、毎年止めようかと思うけれど、今年も買ってしまった。

 昨日の同人誌「吟遊星」は、御沓幸正氏が編集発行。当時、氏は東京都立川市に住んでいたが、現在は大分市で「南大分マイタウン」なる月刊のフリーペーパーを二十年ほど刊行している。「吟遊星 13号」1981年から氏の軽業詩「事件1,2」を。

 《町長がひとり
  韃靼海峡で行方不明になった
  奥さんは台所で
  皿割れた》

 《春日神社の鹿の群れを
  馬がゆっくり横切っていく》

 特に後者は大好きな詩。某サイトの日記から。

 《普天間基地移設問題はなっかなか解決しそうにありません。
もし私に決定権があるならば、竹島尖閣諸島択捉島から選びますが。》