11月 9日(月) 休館日

 昨夕、帰りがけにブックオフ長泉店で一冊、荻野アンナ「背負い水」文藝春秋1991年初版帯付、105円。そして夜。しばらくぶりにコーヒーを飲んだら元気が出て、自転車でブックオフ函南店へ。単行本棚から「泡坂妻夫の怖い話」新潮社1995 年初版、佐藤洋ニ郎「猫の喪中」集英社2000年初版帯付、中上健次「讃歌」文藝春秋1990年初版、眞鍋呉夫「飛ぶ男」東京新聞出版局1979年初版を、文庫棚から吾妻ひでおうつうつひでお日記DX」角川文庫2008年初版帯付、松田道弘「ジョークのたのしみ」ちくま文庫1990年2刷、山村修「禁煙の愉しみ」新潮OH!文庫2000年初版、「アメリカの奇妙な話1 巨人ポール・バニヤンちくま文庫2000年初版など、計13冊、1365円も買ってしまう。これでも悩んで選んだ。しかし、何が楽しいかといって、ブックオフで105円の本を買う以上の楽しみがあるかなあ。……想像力貧しいなあ。

 午後、友だちの車に同乗してブックオフ沼津店へ。「世界の大思想 24 キルケゴール河出書房新社1970年初版、有馬頼義「四万人の目撃者」双葉文庫1995年初版、安藤鶴夫「わたしの寄席」河出文庫2008年初版、結城昌治「軍旗はためく下に」中公文庫2006年改版、同「出来事」中公文庫1997年初版、ロード・ダンセイニ「魔法の国の旅人」ハヤカワ文庫1982 年初版、計630円。

 太田忠司お気に入りシリーズ、天藤真「多すぎる証人」(「遠きに目ありて」創元推理文庫収録)を読んだ。初出の雑誌「幻影城」で読んでいるけど、内容はすっかり忘れていた。

   松田道弘「ジョークのたのしみ」ちくま文庫から。

《「十セントを入れると、おくさんがでてくる自動販売機を発明して大もうけをした男の話を知ってるかい」

「もっと大もうけをした男の話を知ってるよ。その男はおくさんを入れると十センがでてくる機械を発明したんだ」》