昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。エドワード・W・サイード「オリエンタリズム(上・下)」平凡社ライブラリー1998年8刷、1996年4刷、計210円。サイードといえばモロッコ出身のベテラン歌手サミーラ・サイード Samira Said。モロッコといえばベルギーのバンド、シンク・オブ・ワン Think of One のアルバム「マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル II MARRAKECH EMBALLAGES ENSEMBLE II 」2001年だ。ボンバ・レコードから出たCDの惹句。
≪ベルギーの奇才集団シンク・オブ・ワンがモロッコの精鋭達と共演した最新プロジェクト。くんずほぐれつ繰り広げるハイパー・トランス・ジャズ・ロック・グナワ傑作!≫
十年近く経った今でも新鮮。最近入手したCD「 バルカン・ビート・ボックス BALKAN BEAT BOX 」プランクトンの惹句。
≪中東&東欧+ジプシー+ヒップホップ+ファンク+ジャズ+レゲエ+地中海+ブルガリアンボイス+フラメンコ+アフリカ+ヘヴィーメタル+…! 人種の坩堝NYのライヴ・シーンから登場した、超多国籍スーパー・ミクスチャー・ミュージック!≫
聴き比べると、シンク・オブ・ワンはごった煮、バルカン・ビート・ボックスはサラダボウル。私は、ごった煮のねっとり熱い濃厚味のほうがが好き。日本人では誰かというと、尺八の 藤原道三、横笛の山田路子。 ライヴでこそビシバシ弾ける。尺八といえば、沼津市出身の横山勝也がいるけど、この大ベテラン、沼津市で演奏したという話を聞いたことがない。山田路子は20日に沼津市で公演するけど。
昨夜のNHKテレビ「東京カワイイTV」で知ったことば。草食男子ならぬ装飾男子。アクセサリーをガャチャガチャ身につけている男の子のこと。金がないからパソコンの廃棄部品や樹脂を細工した手作りというのがいい。そうでなくては。続く「ケータイ大喜利」。セレブの子どもが通う小学校の卒業式。思い出のひとこと。
≪「クラスのみんなが一つになった」……「リーマン・ショック」≫
明日は一年数カ月ぶりで東京へ。味戸ケイコさんの個展初日。