桜か雪か

 北の富士山は言うに及ばず、その南面の愛鷹山、東の箱根連山、そして南の低山帯北面も昨日の残り雪。それがまばらで、桜か雪か、よくわからない。まあ、寒いことには変りない。寒さをもろともせずにブックオフ長泉店へ。京極夏彦鉄鼠の檻講談社文庫2001年初版、同「女郎蜘蛛の理」講談社文庫2002年初版、計210円。どちらも新書版で持っているけど、文庫で読みたい。って、いつ読むんだか。文庫の活字のほうが、新書の活字よりもずっと好き。字体にこだわる私。それにしても、辞書みたいに厚い。前者が1539頁、後者が1389頁。文庫がしっかり立つ。

 展示替え終了。昼前にたまたま来館された油彩画家湯浅猛氏は、正面の安藤信哉の1960年頃の油彩画にぐっと惹きつけられていた。上條陽子さんの絵では、もっとも小さい葉書ほどの絵(ミクスト・メディア)がいいねえ、と唸っていた。木葉井悦子さんの小さな水彩画も気になったよう。

 ネットの拾いもの。

≪インターネットって世界と繋がってるけど世間と繋がってなかったりするよね 。≫