企画展初日

 東京に事務所を構えていた古い知人の弁護士が三島に事務所を移転、きょう開業。美術館へ来る途中に寄り道をしてご祝儀を届ける。雨なので徒歩。せっせと歩いたので汗びっしょり。ふう。

 辻真先「盗作・高校殺人事件創元推理文庫2004年初版を読んだ。「仮題・中学殺人事件」の第二作。文章は高校生を意識してか、微妙に落ち着いている。はやみねかおるの解説から。

≪消失する幽霊騒動、密室殺人事件が二つ、雰囲気を盛り上げる鬼の面、無駄のない構成、なにかありそうな章立て ──本格推理小説が好きな人なら、本書を読まずにいられないでしょう。≫

 はい、そのとおり。ぐぎぐい引き込まれて一気読み。「作者は、被害者です。作者は、犯人です。作者は、探偵です。この作品は、そんな推理小説です。」に納得。これにも文章のレトリック〜トリックが潜んでいる。

 ネットの拾いもの。

≪私なんか剛毛で癖毛で量多過ぎ。

 女子高時代、校則で三つ編みにしなきゃいけなかったんだけど

 あだ名が「しめ縄」だったよ。≫

 山脇学園……。

≪マンション川柳

 売れ残りそれでも好評分譲中

 駅5分買ったが急行とまらない

 マンションを買って地方に飛ばされる

 高層階あの世に近いと祖父が言い≫