きょうは開館/憲法記念日/男と女

 今朝の沼津港は昨日以上とか。これはタイヘン。「内田樹の研究室・五月三日」より

アメリカの国民的なアイデンティティーの中核部分を形成している「西漸の情熱」「旧大陸への憎悪」「武装権」「キリスト教原理主義」「先住民虐殺事実の忘却」「ニューカマーへの組織的迫害」「女性嫌悪」といった一連の行動を生み出す「胎」のようなものに私たちの想像力は届くのか、ということである。≫

≪ほとんどのアメリカ専門家はすでに制度化し物質化した「アメリカ」については詳しい。けれども「アメリカ」をそのようなものたらしめた本源的な力については言及しない。
 それは富士山の造型や植生や登山ルートについては詳しいが、富士山をそのようなものたらしめた地下のマグマの状態については何も語らない人に似ている。≫

 男と女についての言説いくつか。

≪男は働き、考える。だが女は感ずる。≫C・ロセッティ

≪男は苦労のあげくに結論に達するが、女は共鳴だけでそこに達する。≫エマーソン

≪男の間の違いはせいぜい天と地ぐらいだが、極悪の女と最上の女の違いは天国と地獄のへだたりだ。≫テニソン

≪男には愚か者と小賢しい者が同居しているが、女には天使と悪魔が同居している。≫読人知らず

 「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウン「天使と悪魔」は女性がテーマの小説かな。

 ネットの拾いもの。

≪親父が「2ちゃんねるには行くな。お金かかるらしいぞ」って言ってた。

 誰だよウチの親父騙した奴。≫

 初めての来館者ばかりのなんにもない一日。椹木野衣「なんにもないところから芸術がはじまる」新潮社2007年初版を読了。